2008年9月ETFを個人投資家でも購入しやすいように最低購入単位が変更になりました。通常の投資信託、株のミニ株など同じように約1万円程度から投資できるようになっています。
ただし、1口から1000口まで銘柄ごとに取引できる単位(単元)が予め設定されていますので、ETFの銘柄によって最低取引金額が異なります。
2011年6月2日現在、TOPIX連動型上場投資信託(証券コード1306)は一口850円。単元数が10口なので8550円あれば購入可能ということになります。
また、1000株が最低単元の上場インデックスファンドTOPIX(証券コード1308)は一口833円、833,000円が投資するのにお金が必要になります。
投資信託の購入は通常一口1万円となっています。株式取引では、最近、個人株主を増加させるために売買単位の引き下げや株式分割を行う企業が少なくありません。
投資金額が10万円以下で購入できる銘柄も徐々に増加傾向にあります。また、証券会社によってミニ株、プチ株、S株とシステムに違いはありますが、最低購入金額の1/10から株式を購入することが可能です。
一概に絶対とは言えませんが、最低購入金額を考慮すると、投資信託が購入しやすいのではないかと思います。
投資信託、特にインデックスファンドを購入するときにの手数料が無料のノーロードが大量に販売していますが、ETFでは株式と同じように購入手数料がかかります。
投資信託を購入する証券会社によって大きく異なりますが、大手証券会社の窓口で購入する場合は、手数料だけで2700円以上かかる場合も少なくありません。
投資する金額が低ければ低いほど損をすることになりますので、売買手数料にも気を使いたいところです。ネット証券では、売買額20万円以下であれば手数料が500円以下のところも少なくありません。証券口座を開設する前に比較してみましょう。
ETFは元々の仕組みから、同じ株価指数などに連動する投資商品ですので、通常の投資信託に比べ保有している期間中にかかる信託報酬が比較的安く、中・長期投資に適していると言えます。
たとえば、一般的な投資信託は安いものでも0.5%~ですが、野村アセットのTOPIX連動型上場投資信託の信託報酬は約0.1155%と通常の投資信託と比べても4倍以上の差があります。
中・長期投資のスタンスで運用を計画している方は、毎日かかる保有コストの差が最終的な利益に大きく影響してきます。同じ投資内容のもので比較するとETFの方が利益が増えやすくなります。
ただし、少ないお金でのETF購入は売買手数料に要注意です。売買手数料÷投資金額=手数料の割合を予め計算して投資信託の購入手数料である0~3.15%と比べてどちらが投資に適しているか考えてみましょう。